病気とその治療法について、まず知っておきましょう。
TNF(ティーエヌエフ)のはたらきを抑えるために・・・
抗TNF療法とは
関節リウマチの病態に大きく関わるTNFに直接はたらきかけるのが、抗TNF療法です。TNFが細胞表面のTNFレセプターと結合するのを阻止したり、TNFそのものが作用しないようにはたらきかけるのです。関節の炎症に関わるTNFそれ自体をターゲットとし、炎症や痛み、そして関節破壊の進行を抑制することがが特徴といえます。
誰でも受けられる治療ではない
抗TNF療法に使われる薬は、現在のところ非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)や他の抗リウマチ薬(DMARD)で十分な効果が得られなかった患者さんのみ処方される薬です。効果が高いことが期待されますが、関節リウマチを完治させる薬ではないため薬を中止するとまた症状が戻ってきます。抗TNF療法はこれからの治療法として非常に注目されますが、副作用には十分注意する必要があります。