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〒313-0016 茨城県常陸太田市金井町3670
          
 「胃カメラ」の正式名称は「上部消化管内視鏡検査」と言います。上部消化管は内視鏡検査が最も頻繁に行われる部位であり、当院の外科に来院される患者様の比較的多くの方が、この検査を受けられます。
           口からスコープを入れる「経口」内視鏡は、その経路上、食道・胃・十二指腸が検査の対象となります。
           この検査で発見される主な病変は、
          
          
食道    食道癌、逆流性食道炎、食堂静脈瘤、ポリープの有無
          
胃     胃炎、胃潰瘍、胃癌、ポリープの有無
          
十二指腸  十二指腸潰瘍、十二指腸潰瘍癌、ポリープの有無
          
           などがあります。
           また微細な病変や判別が難しい病変に対しては、色素を噴霧してこれを際立たせ、スコープの先端に装着した鉗子によってサンプルを採取。病理検査を行う事ができます。さらに病変の大きさや状態にもよりますが、ポリープ等をその場で切除し回収、止血処置も行います。
           このように「上部消化管」は内視鏡によって直接観察が可能な部位であり、早期発見から早期治療に進めるためには有効な検査であると言えます。
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| 経鼻内視鏡 (5.5ミリ) | 経口内視鏡 (9ミリ) | 
 技術の進歩により細くなったとは言え、「胃カメラは苦しいもの」と言った先入観が、より一層検査を困難なものにしてしまうのも事実です。検査前日 検査当日  | 
                  消化の良いものを摂るようにして下さい。 (例)お粥、うどん、食パン等 夜9時以降は食事は摂らないで下さい。 検査終了まで「禁煙」「禁食」です。 (血圧の薬を常用している場合は服用して下さい) 検査時、腹部を圧迫している下着や「義歯」、「眼鏡」、 女性の方は「口紅」を落として下さい。 検査時間は5〜10分以内です。 必要なときは組織を採取することもあります。  | 
                
検査前日 検査当日  | 
                  朝・昼・夕(17時〜18時)と間食は、全て検査食を摂っていただきます。 (検査食は薬局でお渡しします) 就寝前に下剤を飲み、飲食物、薬などは摂らないで下さい。 (血圧の薬を常用している場合は服用して下さい) 検査終了まで禁食です。水分は「可」です。 正確な検査ができるように下剤を飲んでいただきます。 下剤を水2リットルで溶かし、朝から2時間程度で飲んで下さい。 (便が透明になるまで) ※飲み方は薬剤師が詳しく説明します。 検査前までにできるだけ排便を完全に済ませておいて下さい。  | 
                
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